富士箱根伊豆国立公園は、1936年に「富士箱根国立公園」として指定され、1955年に伊豆半島を編入、1964年に伊豆七島国定公園を統合し、2016年に80周年を迎えることとなりました。環境省は、その記念事業としてより多くの人々に富士箱根伊豆国立公園の美しい自然に親しみをもっていただくため
に、富士山麓・箱根・伊豆半島・伊豆諸島地域から富士山を一望できる優れた展望地を関連する自治体と共に104箇所選定し(下掲地図参照)、「富士山がある風景100選」を発表しています。
![河口湖畔の産屋ヶ崎[No. 46]と富士山の眺め](https://climb-fuji.com/site/assets/files/1117/fuji_fireworks200209_vi122.jpg)
世界文化遺産の構成資産でもある忍野八海や浅間大社など一部公園敷地外を含んでおり、富士山麓の主要な展望地が概ね抑えられている一方で、御殿場市などは大部分が園外になるためか一般的に知られるスポットも対象から外れています。もちろん、山中の名もない地点は含まれておらず、自分だけの展望ポイントを見つけ出す余地は残されています。
出典:富士山のある風景100選